外傷を負った子供のかけがえのない命を守るため、小児に特化した外傷初療を学ぶコースです。小児に対する正しい観察の方法や観察手順、小児の外傷処置や固定方法を学ぶことができます。
日本では2004年に最初のコースが行われ、現在は全国で開催されています。
コースは1日で、朝8時30分頃から17時頃まで行われます。
コース終了後に筆記試験と実技試験があります。筆記76点以上、実技試験で大きなミスがないと合格します。
受講の資格要件として医療資格が必要となります。(救急隊員、准看護士も含む)また、受講料は、認定料を含み21,000円です。
日本支部では2004年にITLS小児コースを開始しました。1日(地域や受講者背景により1.3日開催もあり)で以下を学びます
・評価と処置の手順(ITLSサーベイ)
・年齢・発達に応じた生理・解剖学的特徴、成人との違い
・小児とその家族とのコミュニケーション
・適切な資機材の選択、使用
・重篤な患者(Load and Go)の認識
・最小限の現場活動時間、適切な医療機関への安全な搬送
・虐待への病院前救護の責任と役割
・外傷の予防
シナリオシミュレーションでは乳児/幼児の人形を用いて様々な状況での評価と処置の訓練をします。
小児に特化した病院前外傷診療教育コースは現在日本では本コースのみです。
また、受講または指導により日本専門医機構の救急科専門医更新基準4単位の取得が可能です。
頭と体を使って実践的に楽しく学び、小児外傷への苦手意識を軽減できるコースです。開催や受講希望についても気軽にお問い合わせください。
文責 小児委員会委員長 佐藤友子
【コース番号:51948】
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1 コース名 称: 第9回新潟 ITLS Pediatric Course
(アメリカ救急医学会認定)
2 日 時:令和5年9月16日(土)13:00〜17:00(予定)
17日(日) 8:00~18:00(予定)
3 場 所:新潟医療人育成センター
〒951-8510 新潟県新潟市中央区旭町通1番町757番地
4 コース管理AF : 石本 哲也(新潟市消防局)
5 コース担当責任医師(CMD):長谷川 聡(県立新発田病院)
コース運営担当者(CC) : 須田 裕太郎(柏崎市消防本部)
(SCC) : 外山 元(柏崎市消防本部)
6 受講予定者 : 18名
7 指導スタッフ : 25名程度
(9版アップデート受講済みのインストラクターのみ)
インストラクター : 25名程度
8 応募フォーム
(1)指導者募集 終了しました
(2)受講者募集 終了しました
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